◆ 蓄熱式温水床暖房 |
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◎蓄熱式床暖房の構造とメリット
一度暖められたモルタルは長時間さめにくいという特性があります。
真夏の太陽に暖められたアスファルトが放射する熱で、真夜中まで気温が下がらないのと同じ原理です。
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※実用新案登録 第3143337号 |
床下に設置した温水パイプをモルタル層でつつみ、暖められたモルタル層(蓄熱層)からゆっくりと室内に幅射放熱させる、温水式床暖房システムです。
火を直接使用しないので火災や、やけどの心配がなく、小さいお子さんのいる家庭や保育所など、安心してお部屋あそびができます。
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廊下やトイレ、脱衣場など家中に配管することで部屋ごとの温度差がなくなり、高効率な家中暖房ができます。
床から直に伝わる熱と幅射熱で体の芯から暖めると共にお部屋の空気が汚れにくい特徴があります。
暖房機設置スペースが必要なくお部屋もすっきりレイアウトできます。
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施工方法
床配管は、耐圧・耐熱性にすぐれた架橋ポリエチレンパイプを使用していますので、継ぎ手が無く漏水の心配がありません。
また、メンテナンスもきわめて軽微となります。
廊下など居住空間以外にも埋設することにより、ドアや戸の開け閉めを気にすることなく、家全体が平均して暖まります。
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維持管理
シンプルな床暖システムなので工事費も従来の床暖房より安価な上、熱源(電気、ガス、石油)を問いません。
温度が上がりすぎる場合は、ボイラーの稼働時間を短くするなど、季節や室温に合わせて使用することで、より快適な室温が維持できます。
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ランニングコスト |